【知っていますか?】紅茶といえばイギリスが有名なのはなぜ?

イギリス

イギリスはあまり紅茶の生産をしていないのにどうして紅茶が有名なのでしょうか。植民地などは関係していますか?詳しくお願いします。

・なぜイギリスでは19世紀に紅茶が国民的な飲み物になったのでょうか?

・イギリスの人々は何故紅茶をたくさん飲むのですか?

・紅茶がなぜ貴族に広まったと思いますか?また紅茶の普及で貴族から民衆へどうして広まったと思いますか?

紅茶といえばイギリスですよね。でも、イギリスでは紅茶は生産されてないのになぜイギリスが紅茶で有名なんだろうと思いますよね。

でも、やはりイギリスと紅茶を結びつける何かがあるはずなんですよね。イギリスと紅茶を結びつけたものは何だったのでしょうか?

今回は紅茶がイギリスで有名なのはなぜなのかについて書いていきたいと思います。

紅茶がイギリスで有名になったのはなぜなのか?

イギリスでは紅茶ではなく緑茶だった?

イギリスにお茶がもたられたのは17世紀前半で、ヨーロッパの中では決して早いほうではありませんでした。

ヨーロッパの他の国と同様、イギリスも緑茶を中心とした中国茶をオランダから輸入していましたが、イギリスも緑茶を中心とした中国茶をオランダから輸入していましたが、イギリスの食生活との相性がいいことから、緑茶よりも発酵茶である武夷茶(ボヘアティー)の人気が高まっていきました

17世紀前半にはイギリス王室にもお茶が登場します。チャールズ二世に嫁いできたポルトガル王女のキャサリンが、当時はまだ貴重品だった緑茶と砂糖、そこに茶道具一式を持ってきたのです。彼女によって、イギリス上流階級の間にお茶の文化が生まれました

また、1680年にお茶にミルクを入れるミルクティーが、イギリスでの正統な飲み方とされたと伝えられます。つまり、この頃になると、緑茶ではなく黒い発酵茶(紅茶)が多く飲まれるようになっていたようです。

茶葉の自国調達で、一般大衆へと広まった紅茶

国内での茶の普及と呼応するように、イギリスは英蘭戦争でオランダに勝つと、オランダから茶の輸入権を奪い取り、1689年には中国からの直接輸入を開始します。

そして19世紀前半には、当時植民地だったインドのアッサム地方で野生の茶樹(アッサム種)が自生しているのが発見されます。これによりイギリスは紅茶を中国に頼らず、自分たちの手で大量生産できるようになりました。

このアッサム地方で野生の茶樹が自生しているのを発見したことに関してはこの記事に詳しく書いています。

19世紀になかばになると、ベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリアが昼食から夕食までの間に紅茶を飲み軽食をとるアフタヌーンティーを定着させました。

イギリスの紅茶の歴史の変遷

17世紀頃:フランスに遅れてオランダから紅茶が伝わる

1662年:王女キャサリンによって貴族の間でお茶が広まる

1680年:ミルクティーが正統な紅茶の飲み方となる

1689年:中国からの紅茶の輸入を開始

1823年:インド・アッサム地方で茶樹が発見される

1839年頃:インドとスリランカで紅茶の栽培が始まる

1840年頃:アフタヌーンティーの風習が始まる

アフタヌーンティーの英国式ティータイム

インドで紅茶の生産ができるようになった頃、宮廷では、ヴィクトリア女王がアフタヌーンティーを毎日の習慣に取り入れます

女王による毎日のアフタヌーンティーをきっかけとして、また、インドや同じく当時イギリスの植民地だったセイロン(現在のスリランカ)での紅茶の大量生産を背景に、イギリスではさまざまなところでアフタヌーンティーを飲むようになりました

こうして19世紀には紅茶はイギリスの一般庶民にも一気に広まりました。

周辺文化の発展と世界へと広まった紅茶

インドやセイロンでの茶の生産量は着実に増えていきました。1888年には、イギリスが輸入する紅茶のうち、インド産が中国産を初めて上回りました

その後イギリスは、インド産やセイロン産の紅茶を世界各地に供給するほどになりました。これらの茶葉は、ロンドンでオークションにかけられ世界中に再輸出されるようになり、ロンドンは紅茶の首都と呼ばれたほどでした。

まとめ

イギリスで最初に飲まれていたのは紅茶ではなく、緑茶だったのですね。その後、食生活との相性がいい武夷茶の人気が高まっていき、ポルトガル王女のキャサリンによってイギリス上流階級の間にお茶の文化が生まれ、紅茶が多く飲まれるようになったんですね。

紅茶を作っていないイギリスでも、中国からの紅茶の輸入を開始し、インドのアッサム地方での野生の茶樹(アッサム種)の自生を発見したので紅茶を大量生産できるようになったのが大きいですね。

もっと他の国の紅茶の歴史も知りたくなりますね。

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